火災予兆検知
サーマルカメラを活用した火災予兆検知ソリューション
サーマルカメラとはサーマル(thermal:熱の)という名前の通り、熱を検知することができるカメラです。 サーマルカメラから映し出された映像・画像はサーモグラフィーといい、人やものに対して温度が高いところは赤く、低いところは青く表示されます。人の目ではとらえられない遠赤外線を検出し、光源がない場所でも目標の視認・体表温度の測定・温度監視ができます。三和コンピュータはその特徴を生かし物体の異常な温度変化を捉え、火災につながりかねない温度の異常上昇を検知し、いち早い対処が可能となる火災予兆検知ソリューションを提供いたします。
サーマルカメラを活用した火災予兆検知ソリューションの特徴
三和コンピュータの火災予兆検知ソリューションでは、熱を検知できるサーマルカメラを活用しカメラで捉えた物体の表面温度を測定。作業場や工場スペース等の目には見えない温度の異常上昇を検知し、火災に繋がりかねない予兆にいち早く対策を打つことが可能になります。
通常、精密機器や設備の不調・不具合は、異常音や煙などが発生してから初めて気付くなど、予兆を把握することが難しい状況です。 消火器具やスプリンクラーなどの「消火設備」や火災通報装置などの「警報設備」、誘導灯や避難はしごなどの「避難設備」は、発生した火災を消化するもの・知らせるもの・安全を確保するための備えとなっており、火災の予兆を未然に検知したり予防できるものではありません。
また、従来の火災検知対策として火災感知器がありますが、煙式と熱式など環境によっては検知のタイミングが遅れる可能性があったり利用に適さない場所が存在します。
※免責事項
・本製品は煙、一酸化炭素、ガス漏れ等の検知機能はありません
・本製品は消防法で定める住宅用防災警報器として設置できません
・本製品は消防法に規定された「自動火災報知設備」には代用できません
異常熱を検知するサーマルカメラからスピーカー、PCアプリ、スマホアプリ、回転灯、IP電話、メールなど多彩な方法で通知が可能です。
サーマルカメラを活用した火災予兆検知ソリューションの機能
火災予兆検知ソリューションには次のような機能があります。
遠赤外線を検出し温度を計測するサーマルカメラなら、煙が発生する前に異常な温度上昇の検知や計測対象範囲の指定、しきい値設定などによる細かい熱源の検知が可能です。光源がない夜間や暗闇、工場の加工作業などで飛散する粉塵の中でも温度変化の測定が行えます。
すぐれた温度分解能
検知温度範囲は-40〜+550°Cと広範囲です。氷点下の温度は40℃まで対応しており、摂氏温度も550℃まで対応しているため、室外、室内ともに多くの場面で活用することが可能です。
温度変化は0.01°C刻みで捉えることができるため、小さな変化を見逃しません。温度トリガーを設定して、外部システムとの連動も可能です。
サーマルオーバーレイ
可視光センサーの画像にサーマル画像を重ねること(オーバーレイ)で、より理解しやすい映像を提供します。確認の都度画面を切り替える必要がなくなり、どの物体が高温になっているかが視覚的に分かりやすくなります。
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