火災予防ソリューション
サーマルカメラを活用した火災予防ソリューション
サーマルカメラとはサーマル(thermal:熱の)という名前の通り、熱を検知することができるカメラです。 人の目ではとらえられない遠赤外線を検出し、光源がない場所でも目標の視認・体表温度の測定・温度監視ができます。 三和コンピュータはその特徴を生かし物体の異常な温度変化を捉え、火災につながりかねない温度の異常上昇を検知し、いち早く対処が可能となる火災予防ソリューションを提供いたします。
火災予防ソリューション導入事例
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製紙工場への導入事例を一挙公開!
導入前の課題と導入後の効果を紹介しています。
「価格感」や「システム概要(例)」がわかる資料です!
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工場や製造現場での火災対策・予防にサーマルカメラ
通常、精密機器や設備の不調・不具合は、異常音や煙などが発生してから初めて気付くなど、予兆を把握することが難しい状況です。 消火器具やスプリンクラーなどの「消火設備」や火災通報装置などの「警報設備」は、発生した火災を消化するもの・知らせるための備えとなっており、火災の予兆を検知したり、火災の発生を未然防止できるものではありません。
しかし、三和コンピュータの火災予防ソリューションでは、熱を検知できるサーマルカメラを活用しカメラで捉えた物体の表面温度を測定。作業場や工場スペース等の目には見えない温度の異常上昇を検知し、火災に繋がりかねない予兆にいち早く対策を打つことが可能になります。
*1 消防庁令和2年版 消防白書 https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r2/chapter1/section1/para1/56552.html
※免責事項
・本製品は煙、一酸化炭素、ガス漏れ等の検知機能はありません
・本製品は消防法で定める住宅用防災警報器として設置できません
・本製品は消防法に規定された「自動火災報知設備」には代用できません
工場や製造現場での火災対策においてこのような課題はないでしょうか
早期の火災発見が難しい
・煙や熱が流されて感知が遅れる
・常時火気を取り扱っているため感知器の取付に適さない
人員不足
・人員の確保が難しくなってきており、監視体制を維持し続けることが困難
・人員不足のため安全管理が後手になっている
火災対策をしたいが
適した策がわからない
・警報設備以外に火災を早期発見できる機器を検討している
上記のような課題から火災対策が後回しになっていませんでしょうか。
令和元年中の出火件数3万7,683件※を1日当たりでみると、103件/日の火災が発生したことになります。
出火件数3万7,683件のうち、焼損棟数は30,653棟。焼損棟数のうち火災規模の多くはぼやが占めていますが、ぼやの発見が遅れると全焼につながりかねず、損害賠償も大きくなってしまいます。
ぼや発生前の異常発熱の時点で気づき、対応するのがベストといえるでしょう。
※消防庁令和2年版 消防白書 https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r2/chapter1/section1/para1/56552.html
サーマルカメラ(MOBOTIX)の特徴
異常を把握しやすい画面設計
MOBOTIXはサーマルセンサーに加え、可視画像も一体になっているので通知時の状況把握が容易にできます。
任意の位置のみを複数計測可能
画面の任意の位置に温度検知ウィンドウを配置することが可能です。ウィンドウ内の平均温度を計測し、アラーム通知を行います。ウィンドウのサイズは自由に変更することができ、複数のウィンドウを作成することが可能です。
20箇所の検知エリアに温度
・変化率を個別設定可能
検知エリアは最大20箇所設定できます。またエリア別に警告温度・温度変化率の設定が可能です。
通常画像とサーマル画像を重ね合わせて表示可能
通常の可視光画像上にサーマル画像を重ね合わせ、1台のカメラで映像の比較をすることができます。高温の箇所を一目で認識することが可能です。1つの筐体に2種のレンズを搭載しているMOBOTIXならではの特長です。
サーマルカメラ(MOBOTIX)の堅牢性と拡張性
高い堅牢性
モーターなどの駆動部を排した設計で、ローメンテナンスで長期間過酷な環境で利用できます。
- POINT1
- 駆動部分なしで耐久性向上
- POINT2
- 耐衝撃性能で頑丈設計・いたずら防止
- POINT3
- 検知温度範囲-40 ~ +550℃
- POINT4
- 全天候に適したカメラでハウジング必要なし
- POINT5
- 簡単な設置工事で低消費電力なPoE給電
豊富な拡張性
MOBOTIXは、IoT機器として様々なセンサーとアクションが可能です。標準もしくはオプションを追加し、多彩なイベント検出を組み合わせることで、様々な業務やシステムに対して柔軟に対応します。
例えば、MOBOTIXのカメラ本体が接点やIP信号を入出力して多数の周辺機器とサーバーレスで連動させ、回転灯などの周辺機器を作動させることができます。(接点信号利用の場合は別途オプション機器必要)
導入事例
サーマルカメラ管理ソフトウェアを無料でご提供
閲覧ソフトウェア “Mobotix Managemant Center“
MOBOTIXをご導入いただくと、管理ソフトウェア「MxMC」を無料でご提供しております。複数のカメラを効率的に管理、通知受信、映像確認ができます。
最小システム構成
最小構成はシンプルです。お客様でPCをご用意頂ければ、追加機器はカメラとPoEハブだけです。
M73
オールラウンド エッジAIカメラ
S16
フレックスマウントデュアルカメラ
S74 全天候対応可能
フレックスエッジAIカメラ
M16サーマルカメラ以外のカメラもご提案可能です。ぜひご相談ください!
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