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保育園・幼稚園に顔認証システムを導入するメリット

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昨今では、オフィスをはじめさまざまな施設・分野で入退室管理といったフィジカルセキュリティ対策が行われるようになりました。また最近では感染症対策として、接触を避けたより衛生的な認証など、非常に多くの技術や製品が求められています。

そのような中で幼稚園や保育園といった学校教育施設や児童福祉施設でもセキュリティを強化するための対策が見直されています。特に注目を集めているのが顔認証システムを使ったソリューションです。スマートフォンにも搭載されることが当たり前となり身近な存在となった顔認証システムはさまざまな場所で活用されています。
この記事では、幼稚園・保育園に顔認証システムを導入するメリットについてご紹介したいと思います。


顔認証システムとは

顔認証システムとは生体認証のひとつで、人物の「顔」を鍵にして認証を行うシステムのことです。携帯電話のロック解除やコンサート・遊園地・レジャー施設での入場チェックに利用されるなど、昨今では顔認証システムは身近なものとなっているかと思います。



顔認証システムを導入するメリット

顔認証システムを幼稚園、保育園などに導入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。顔認証システムを導入し、スタッフや園児、保護者の顔情報を事前に登録しておくことで登降園の確認や、送り迎えにくる保護者や関係者の識別を行い、施設の安全性向上を助けます。では、もう少し具体的にどのようなことができるのかを見ていきたいと思います。


メリット1 登降園、来園者の入退室管理

幼稚園や保育園の門や入口に顔認証システムのカメラを設置することで登園時やお迎えの来園時に顔認証を行い、事前に登録された保護者の場合のみ電気錠を自動解錠します。顔で認証を行うため、職員はインターフォン越しに顔や名前を確認する時間を削減することができ、利用者側も毎回声に出して名乗る必要などが無くなり、スムーズな入退室管理を行うことが可能です。またハンズフリーで認証が可能なため、小さなお子様を抱きかかえた状態や手をつないだ状態でも簡単に認証が可能です。

保育園や幼稚園などは、日によって登園の引率や降園のお迎えに来る保護者が異なる場合があります。いつも送迎を行う保護者は事前に顔認証システムに登録しておくことで顔認証にて自動解錠し、通常と異なり顔情報を登録していない人物がお迎えに来た場合は、初回はインターフォンにて対応し、次回以降対象の園児の関係者として追加登録を行う事によって認証が可能になります。



メリット2 登降園時刻の管理が簡単に

登園の際の顔認証と合わせて本人の登園時刻を打刻することができるため、登園・降園時刻の管理がスムーズに行えます。幼稚園や保育園では園児の受入や、引き渡しを複数のスタッフで行っていることが一般的ですが、顔認証システムを導入することにより、ログ検索が可能になり、引継ぎ業務の負担を軽減しスタッフ業務をサポートいたします。また登降園システムをご導入している場合は既存の登降園システムと連携が可能な場合もあります。



メリット3 登降園時の保護者種別の問合せ対応がスムーズに

「登降園、来園者の入退室管理」でも触れましたが幼稚園や保育園などは、日によって登園の引率や降園のお迎えを行う保護者が異なる場合があります。通常の保護者が迎えに行けない場合祖父母等に依頼するケースもあるかと思います。その際、保護者から確認のため「今日は誰が迎えに来たか」といった問合せを受けることがあります。 顔認証システムを門や入口に設置することで、登降園の際に園児・保護者の顔を認証し、その際カメラで捉えた顔画像がシステムに記録されるため、いつ・どの園児が・どの保護者によって登園、降園したのか、の管理をスムーズに行うことができます。



メリット4 安全・安心な施設であることを対外的にアピールできる

登降園の入退室管理システムとして、なりすましや第三者への貸与が難しい顔認証システムを導入することでセキュリティの強化をはかることができます。そのため次年度入園希望の保護者などに対して安全・安心な施設運営の一環としてのアピールにも繋がります。ICカードなどの物理キーを使用しないため、紛失の恐れもありません。また、カメラに顔をかざすことで非接触での認証が可能な為、衛生面も安心です。



顔認証システムを活用したソリューション

三和コンピュータでは防犯カメラや入退室管理システムの設計・構築で培ってきた経験や技術を生かし、顔認証システムを使用したさまざまなソリューションをご提供しています。弊社にはシステム周りのみではなく、工事やインフラ周りの部隊もあるため、顔認証システムの導入だけではなく、実際のカメラの設置や配線周り、ネットワーク設計なども一貫してご提供することができます 。



まとめ

世の中には指紋や虹彩、顔など身体の一部を使う生体認証システムが急速に普及していますが、顔認証システムはその中でも多くの場所で利用されている技術の一つです。顔認証システムは今後さらなる発展を遂げ、日常生活はもちろん企業や施設の業務を劇的に変える可能性を持っていると言えるでしょう。
三和コンピュータでは病院、介護・福祉施設などを始めとし、保育施設やオフィスや工場などさまざまな場所で活用できる顔認証ソリューションを提供しています。 気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。




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