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入退室管理システムとは

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昨今ではセキュリティ強化を目的として、企業・施設 の出入り口や同じオフィス内でも部署や役職によって入室制限スペースを設けるケースが増えています。そこで活用されているのが「入退室管理システム」です。また新型コロナウイルス感染症の影響などを受け、以前と比べてより細やかな入退室管理が求められています。

今回の記事では「入退室管理システム」についてご紹介したいと思います。



入退室管理システムとは

「入退室管理システム」とは、いつ、だれが、どこに入室・退室したのかを記録し管理するセキュリティシステムの総称です。 管理したいエリアのドアに認証端末とドアコントロールシステム を設置し、エリア(部屋・区画 など)に対して入室・退室を許可する ユーザー を設定することで、建物内の特定エリアへの入退室および入退室対象者を管理・制限することができます。



入退室管理システムの認証方法

入退室管理システムには暗証番号認証、ICカード認証、生体認証(バイオメトリクス)など、さまざまな認証方法があります。では、各認証方法にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。



暗証番号

ドアあるいはその付近にテンキーが設置されており、暗証番号を入力し認証する方式です。古くから利用されている シンプルな構成であり、大規模なシステムを必要としないため、低コストで導入することが可能です。



非接触ICカード

ICカードを認証装置にかざすことでICチップの情報を読み取り入室、退室ごとに記録する方式です。ICカードは電車やバスなどの交通機関や買い物時の電子マネーとしても使われている為、使い慣れている人が多い方法です 。 また、ICカードは社員証とも兼用が可能な為、出入り口での入退室管理だけではなく、PCやプリンターなどの認証デバイスとしても利用されています。



生体認証(バイオメトリクス)

生体認証は、人間の身体の一部分を使用し認証を行う 方式です。指紋認証や静脈認証、顔認証、虹彩認証などさまざまな種類があります。認証の精度が高いだけでなく、身体の一部を認証媒体としているためなりすましが困難であり、安全性が高く評価されています。 また、紛失の心配がないことも特徴のひとつと言えます。



入退室管理システム導入のメリット

それでは入退室管理システムを活用することにはどのようなメリットが あるのでしょうか



セキュリティの強化

入退室管理システムの最も大きな役割が「セキュリティ強化」です。 認証媒体を用いて入退室管理システムを導入することで、エリアに出入りする様々な人に対し個別に入室権限を与えることが可能になります。 関係者以外の入室を防止し、部外者の侵入リスクを最小限に抑えることができます。



コスト削減

通用口に警備員を配置している企業も多いかと思います。入退室管理システムを使用し、承認された人のみを通すようにすれば、警備員配置の人員コストや警備員不在時の隙間管理など課題も解決することができます。



入退室のログ管理

ICカードや生体認証を用いた入退室管理システムでは、入退室者の行動履歴を細かく記録することが可能です。また、勤怠管理システムなど と連携をすることにより、オフィスに滞在した時間の見える化が行え 、労働時間管理の手間を削減することにもつながります。



さまざまな入退室管理ソリューション

三和コンピュータでは防犯カメラをはじめとしたシステムの設計・構築に長年携わってきました。これまでの経験とノウハウを最大限に生かし、お客様のご要望や設置環境に適した入退室管理ソリューションを構築します。また、お客様のご要望をヒアリングから設計・構築、チューニング、保守まで、一気通貫で対応できます。



入退室×非接触ICカード

入退室管理システムにおいて最も多用されており、認証スピードが速く大人数の通行にも 滞留することなく対応出来ます。



入退室×顔認証

オフィスや工場、施設などのエントランスにカメラ内蔵のタブレットやIPカメラを設置し、IPカメラに映った顔を一人ずつ検出することで、 あらかじめデータベースに登録された顔データとリアルタイムで照合し入退室管理を行う ソリューションです。



入退室×虹彩認証

生涯不変と言われる目の虹彩を利用した認証方式です。手袋・マスク・ゴーグルなどを着用した状態のまま非接触で認証が可能なため製造工場、研究室、薬品庫、サーバールーム等の入退室管理で多く利用されています。



入退室×指静脈

生体内部の指静脈パターンを照合するため、他の生体認証に比べ耐偽造性に優れています。多くの銀行のATMなどで指認証技術が採用されています。透過型認証方式 により肌表面の状態(乾燥、水気、多少の汚れなど)に左右されず、安定した認証を行うことが可能です。



まとめ

昨今ではあらゆる場面でセキュリティ強化が求められ、企業・施設の出入り口についてもセキュリティ強化を目的として、さまざまな入退室管理システムが導入されています。 また新型コロナウイルス感染症の影響などを受け、以前と比べてより細やかな入退室管理が求められていると言えるでしょう。

三和コンピュータではオフィス、工場、病院などを始めとした様々な場所で活用できる入退室管理システムソリューションを提供しています。 気になることがございましたらぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。



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