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フルカスタマイズしたオンプレミスの基幹システムをクラウドシステムへ刷新し、抜本的な業務改革を実現

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株式会社タバタホールディングス様

株式会社タバタホールディングスは、アーモンド、ピーナッツ、製菓原料用各種ナッツ類の加工、及び製菓原料関連の卸売と輸出入業務を行われています。長年フルカスタマイズしたオンプレミス型の会計・販売管理システムをご利用いただいておりましたが、この度、勘定奉行クラウドおよび商蔵奉行クラウドを導入し、抜本的な業務改革を実現されました。代表取締役 社長の田畑寿之様にお話を伺いました。

 

導入前の課題

  • 複雑で非効率な作業と属人化された運用から脱却したい
  • フルカスタマイズされたシステムから洗練されたパッケージシステムの運用に業務を合わせたい
  • 基幹サーバを保有するリスクと運用管理の観点からクラウドシステムに移行したい

導入後の効果

  • 業務プロセスがシンプルになり業務効率が向上した
  • 標準化パッケージにすることで法改正への対応がスムーズになった
  • 基幹システムをクラウド化することでBCP対策に繋がった


導入の経緯

基幹システムのクラウド化で煩雑化した業務を刷新したい

長年利用している会計と販売管理の基幹システムは、会計管理、トレーサビリティシステムや品質管理システムとの連携など、以前からさまざまなカスタマイズを重ねてきたものを使用しており、業務プロセスの煩雑化や属人化、新しい社員を採用した際の教育に時間がかかるといった点が大きな課題になっていました。また、OSのバージョンアップや法令改正(消費税率変更)対応など基幹システムのアップデートが生じる度に、カスタマイズ部分にも修正が発生していることも気がかりでした。そしてBCP(事業継続計画)の観点や運用管理、資産保有管理の面からサーバを事業所やデータセンターに保有するのではなく、クラウド化したいという思いもありました。

そんな中インボイス制度への対応が迫っていたこともあり、これを社内システム刷新のチャンスと捉え、以前から基幹システムをはじめさまざまな社内システムでお世話になっていた三和コンピュータさんに相談しました。 三和コンピュータさんからは定期的にシステムに関する最新動向や次期システムとして奉行クラウドの提案をいただいていたので、スムーズに基幹システム移行の検討を進めることができました。

綿密な現場ヒアリングを経て、まずは会計システムの勘定奉行クラウドを導入。その後トレーサビリティシステムとの連携開発を経て販売管理システムの商蔵奉行クラウドを導入することで、基幹システムのクラウド化を行い業務改革を実現する事ができました。

株式会社タバタホールディングス 田畑様 代表取締役 社長
田畑寿之様

カスタマイズが限定されるクラウドシステムでも、当社の業務を熟知している三和コンピュータさんに柔軟な対応をしていただいたおかげで、各システムで重複した作業を削減し、業務のスリム化を図ることができました。支店や工場などの現場のオペレーターからも使い勝手がよくなったという声を多数聞いており、作業の効率化や業務の標準化を実現でき大変満足しています。


導入の効果

度重なるカスタマイズにより煩雑になっていた業務がシンプルになり業務効率が向上

クラウド型のパッケージシステムに業務を合わせたことで、業務がスリム化され、作業効率が上がりました。自社向けにカスタマイズされて長年使い慣れた基幹システムを、全く別の新しいシステムに刷新するのはとても大変なことです。システム刷新および業務改革のプロジェクトを成功させるためには、実際にシステムを使っている社員の理解を得ることが必要不可欠でした。そのため予め基幹システムが変わることで今よりも便利になる機能と、カスタマイズで補っていたため新システムでは無くなる機能の洗い出し・業務フローの見直しを行い、システム刷新の狙いとどう変わるのかを伝えるため社員向け説明会を複数回実施しました。あわせて新システムでは無くなる機能を重点的にどう対応するか対策を立てました。当社は社内取引を用いているのですが、社内取引のデータ処理・運用に関するしくみが奉行クラウドの標準機能では対応できないという課題がありました。社内のいろいろな部門・立場の社員の意見や要望を吸い上げる中で、営業部門や工場側の責任者としても各々の売上が月次で算出できないと仕事に張り合いが出なくなってしまう、目標値として追いかけたい数値、ということもあり対策を打つ必要がありました。

長年システム周りでお付き合いしている三和コンピュータさんに商蔵奉行のクラウド上のデータをエクセルに出力する機能を提供していただきました。受注や売上などのデータをボタンひとつで取得できれば、自社でデータを二次加工して社内収益を算出することは容易でした。結果として社内取引に関する運用課題もクリアすることができました。今までは一つの受注に対して社内と社外で2重に伝票を管理していて煩雑な業務となっていましたが、本来のシンプルな運用に回帰することができました。

クラウドパッケージシステム利用による業務フロー改善に加え、商蔵奉行クラウドによる納品書や請求書の電子化、証憑収集 for 勘定奉行クラウドによる電子帳簿保存法対応により、業務効率が大幅に向上しました。また、社員のペーパーレスに対する意識も向上し紙媒体の削減にもつながっています。


導入システム

勘定奉行クラウド、商蔵奉行クラウド

導入のご相談などございましたらお気軽にお問合せ下さい。

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