レイアウト変更でWi-Fiが遅くなる?意外と知らないオフィス設計の落とし穴

レイアウト変更でWi-Fiが遅くなる?意外と知らないオフィス設計の落とし穴

情報システム部門や社内ネットワーク担当者にとって、オフィスのレイアウト変更は単なる内装工事ではありません。ネットワーク品質に直結する重要なイベントです。

レイアウト変更後に「Wi-Fiが不安定になった」「オンライン会議が途切れる」――こうしたトラブルは、設計段階でWi-Fi環境を考慮しなかったことが原因の可能性があります。本記事では、レイアウト変更がWi-Fiに与える影響と、担当者が押さえるべきポイント、さらにWi-Fiサーベイの重要性を含めたトラブル防止策を解説します。

目次[非表示]

  1. 1.なぜレイアウト変更でWi-Fiが遅くなるのか?
  2. 2.よくあるトラブル事例
  3. 3.オフィス設計で見落としがちなポイント
  4. 4.Wi-Fiサーベイの推奨
    1. 4.1.現状調査
    2. 4.2.新規設置調査
  5. 5.Wi-Fiサーベイをプロに任せるメリット
  6. 6.まとめ
  7. 7.SCC Wi-Fi診断サービスのご案内

なぜレイアウト変更でWi-Fiが遅くなるのか?

Wi-Fiは電波を使った通信のため、オフィスの構造や什器配置に大きく影響されます。レイアウト変更によって、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 電波の遮断・減衰
    パーティションや収納棚、防音パネルなどを新設すると、電波が遮られ通信品質が低下します。特にスチール製キャビネットやロッカー、ガラス壁などは電波を反射し、予想以上に影響を与えます。
  • アクセスポイント(AP)との距離変化
    執務エリア・スペースの移動で社員の座席が既設のAPから遠くなると、電波強度が弱まり、速度低下や接続不安定が発生します。
  • 電波干渉の増加
    会議室や集中スペースを増設した結果、同じ周波数帯を使うデバイスが集中し、チャネル干渉が起きやすくなります。
  • デバイス密度の偏り
    フリーアドレス化で一部のエリアに社員が集中し、同時接続数が増えることによる帯域不足の発生も近年増えてきています。

よくあるトラブル事例

レイアウト変更後に発生するネットワークトラブルは、企業にとって深刻な問題と言えます。

よくある例としては、オンライン会議中に映像や音声が途切れてしまい、商談に支障が出るケースです。ほかにもクラウドサービスを利用した業務の遅延や、社員から「ネットが遅い」「ネットが切れる」といった問い合わせが殺到することもあります。さらに、IoT機器やプリンターが電波の死角に入り、通信が途切れることで業務がストップしてしまうこともあります。

オフィス設計で見落としがちなポイント

オフィス設計やレイアウト変更時にWi-Fi環境を十分考慮しないと、以下のような落とし穴に陥ります。

  • デザイン性を重視してパーティションや収納を配置し、電波が遮断されてしまった
  • 座席配置が変わってもアクセスポイント(AP)の位置を調整せず、電波の死角が発生してしまった
  • フリーアドレスやIoT導入で接続デバイス台数が増加したのに、APの数や帯域設計を見直さなかった

こうした問題は、専門知識のあるネットワーク担当者が事前に関与しなかった場合に起こりやすい典型例です。Wi-Fiを利用している場合は、必ず情報システム部門や社内ネットワーク担当者がレイアウト変更の検討フェーズから連携を取り、専門業者も交えて進めることが重要です。

Wi-Fiサーベイの推奨

では、Wi-Fiトラブルに見舞われないためにはどのような対策が可能なのでしょうか。オフィス設計やレイアウト変更の際は、Wi-Fiサーベイを行うことが推奨されます。Wi-Fiサーベイは電波調査、サイトサーベイなどとも呼ばれ、無線LAN環境を最適化するための調査手法です。電波の強度を測定し、最適なアクセスポイントの設置を計画するために使用されます。Wi-Fiサーベイには主に「現状調査」と「新規設置調査」の2つがあります。

現状調査

現在のWi-Fi環境の調査を行うことを指します。電波が入りにくい所がある、時間帯によってスピードが遅くなるなどのトラブルがある場合などに、その原因を特定するために調査を行います。また、レイアウト変更後やネットワーク機器刷新後に想定通り問題なく電波が行き届いているかを確認するための手段としても実施されます。

新規設置調査

オフィスの有線ネットワークを無線にしたい場合や、最新規格であるWi-Fi7を導入したいといった場合に調査を行います。アクセスポイントを設置予定場所に仮設置し、電波を測定します。それによりアクセスポイントの適正台数や適切な設置位置が把握できるため、ネットワーク更新にかかる概算費用を把握したり、導入後のトラブルを抑制することが可能です。

Wi-Fiサーベイをプロに任せるメリット

こうしたWi-FiサーベイをスマートフォンやPC向けに提供されているWi-Fiアナライザーアプリを使い自力で行うことも可能ですが、オフィス環境は複雑なためネットワークや電波の専門知識がなければ最適化は難しいでしょう。専門業者のWi-Fiサーベイサービスなら、電波干渉や死角を高精度に分析し、業務動線やデバイス数を考慮したアクセスポイント配置の提案が可能です。さらに、Wi-Fi 7やIoT対応を見据えた設計や、最新のセキュリティ設定を導入することで、企業の情報資産を守ります。結果として、安定したネットワーク環境を構築し、業務効率と安心感を両立できます。

まとめ

オフィスのレイアウト変更は、働き方改革やコミュニケーション向上に効果的ですが、Wi-Fi環境への影響を見落とすと、企業にとって深刻な課題となります。

そのため、オフィス設計やレイアウト変更、ネットワーク刷新の際は、Wi-Fiサーベイの実施を推奨します。専門業者のWi-Fiサーベイサービスを活用し、快適で安定したオフィスネットワークを実現しましょう。

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