オフィス移転・レイアウト変更時にやるべきネットワーク再設計のポイント

オフィス移転・レイアウト変更時にやるべきネットワーク再設計のポイント

オフィス移転やレイアウト変更は、単なる机や椅子の配置換えではありません。ハイブリッドワークの普及やIoT機器の増加、DX推進によって、ネットワーク環境への要求はますます高度化しています。テレワークとオフィス勤務を組み合わせるハイブリッドワークでは、ピーク時の通信負荷が予測しづらく、安定したWi-Fi環境が業務効率に直結します。

さらに、IoT機器やクラウドサービスの利用増加により、セキュリティ対策も強化が必須です。本記事では、オフィス移転・レイアウト変更時に押さえるべきネットワーク再設計のポイントと、Wi-Fiサーベイの重要性、そして最新規格への対応について詳しく解説します。

目次[非表示]

  1. 1.なぜオフィス移転・レイアウト変更でネットワーク再設計が必要なのか
  2. 2.ネットワーク再設計で押さえるべき基本ポイント
    1. 2.1.①有線LANと無線LANの最適化
    2. 2.2.②セキュリティポリシーの再確認
    3. 2.3.③ネットワーク機器の配置と配線計画
    4. 2.4.④最新規格の導入検討(Wi-Fi 7)
  3. 3.Wi-Fi環境の課題とよくある失敗例
  4. 4.Wi-Fiサーベイの重要性と実施の流れ
  5. 5.ネットワーク再設計を成功させるためのチェックポイント
  6. 6.まとめ
  7. 7.SCC Wi-Fi診断サービスのご案内

なぜオフィス移転・レイアウト変更でネットワーク再設計が必要なのか

オフィス移転やレイアウト変更は、ネットワークにとって大きな転換点です。特に最近はハイブリッドワークの普及で、オフィスに常駐する人数が変動し、ピーク時の通信負荷が読みにくくなっています。さらに、IoT機器の導入やDX推進により、ネットワークに接続する端末数は急増。こうした変化に対応しないまま旧設計を引き継ぐと、通信速度の低下やセキュリティリスクが発生しやすくなります。

さらにレイアウト変更によって壁材やパーティションの材質が変わると、Wi-Fiの電波の届き方が大きく変わります。集中スペースや防音ブースを設置した場合も、電波が遮断されやすくなるので注意が必要です。移転やレイアウト変更のタイミングでネットワークを再設計することは、快適な業務環境を維持するために不可欠といえます。

ネットワーク再設計で押さえるべき基本ポイント

ネットワーク再設計を成功させるためには、以下のポイントをしっかり押さえておくことが重要です。

①有線LANと無線LANの最適化

ハイブリッドワークでは、固定席よりフリーアドレスや会議室利用が増えるため、Wi-Fiの安定性が業務効率に直結します。一方で、サーバーや高負荷業務には有線LANが必要です。両者のバランスを見直し、業務特性に合わせた設計を行いましょう。

②セキュリティポリシーの再確認

移転に伴いネットワーク機器を更新するなら、認証方式や暗号化レベルを最新基準に合わせることが望ましいです。特にクラウドサービス利用が増える中で、ゼロトラスト※の考え方を取り入れる企業も増えています。

※ゼロトラスト…“社内ネットワークだから安全”という考え方をやめて、すべてのアクセスを検証するというセキュリティモデルのこと

③ネットワーク機器の配置と配線計画

アクセスポイントやスイッチの設置場所を場当たり的に決めてしまうと、電波の死角や配線の無駄が発生し、後から大きな手間とコストがかかります。また、アクセスポイントは、電源確保が課題になりやすいですが、PoE(Power over Ethernet)対応スイッチを活用することで、LANケーブル1本で通信と電源供給を同時に行えます。これにより、天井や壁面への設置が容易になり、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。将来の拡張性を考慮し、柔軟性を持たせた設計を心がけましょう。

④最新規格の導入検討(Wi-Fi 7)

最新規格のWi-Fi 7は、従来のWi-Fiよりも高速・低遅延で、同時接続端末数にも強いのが特徴です。ハイブリッドワークやIoT機器の増加を見据えるなら、移転時にWi-Fi 7対応機器の導入を検討するのは賢い選択です。今後の業務効率やDX推進に直結する投資になります。

Wi-Fi環境の課題とよくある失敗例

オフィス移転やレイアウト変更後に「Wi-Fiが遅い」「会議室でつながらない」という声が出るのは珍しくありません。原因の多くは、アクセスポイントの過不足や電波干渉です。特に、壁材やパーティションの材質が変わると、電波の届き方が大きく変わります。レイアウト変更で集中スペースや防音ブースを増やした場合も、電波が遮断されやすくなるので注意が必要です。

さらに、アクセスポイントの設置位置を「とりあえず」で決めてしまうと、死角が発生し、業務に支障をきたします。こうした失敗を防ぐためには、事前のWi-Fiサーベイが不可欠です。

Wi-Fiサーベイの重要性と実施の流れ

Wi-Fiサーベイとは、専用の機械を使ってオフィス内の電波状況を可視化し、電波強度、干渉状況などを調査することを指します。

当社では ネットワーク専任者がWi-Fiサーベイを行う「SCC Wi-Fi診断サービス」を提供しております。Wi-Fi環境をプロの視点で診断し、最適な改善提案をいたします。単なる測定だけでなく、将来の拡張性やセキュリティも考慮した設計をサポートしますので、移転やレイアウト変更をご検討の際にはぜひ三和コンピュータにご相談ください。

ネットワーク再設計を成功させるためのチェックポイント

オフィス移転やレイアウト変更の際は、社内のネットワーク担当者を早期に巻き込むことが重要です。Wi-Fiサーベイの結果を反映したアクセスポイント配置を行い、将来の増床や機器追加にも対応できる設計を目指しましょう。こうした準備を怠ると、移転後にトラブル対応で余計なコストと時間がかかってしまいます。

まとめ

オフィス移転やレイアウト変更は、ネットワーク環境を見直す絶好のタイミングです。ハイブリッドワークやIoT、DXの流れを踏まえ、Wi-Fiサーベイを実施して最適な設計を行うことで、快適で安全なネットワークを構築できます。当社がご提供するSCC Wi-Fi診断サービスのような専門サポートを活用すれば、移転後のトラブルを防ぎ、業務をスムーズに進められます。

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